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2016年08月

くれあ 先日行われた【せんがわアートサロン#5アルゼンチン特集】無事に終了いたしました。
当日せんがわ劇場に、アルゼンチン大使館のフェリペ公使と奥さま、文化部から柏倉さんがご来場くださり、アルゼンチンについて、色々なことを教えてくださいました。
もう、参加した私たちは、『アルゼンチンに行きたい!!!』という気持ちが溢れています!

そして、来年2月のアルゼンチンの戯曲に関しても触れてくださり、『南風が〜』と書かれていたら、それは日本で言う『北風』ですよ〜など、あ〜そっか〜と改めて実感したり、家族・友人との集まりをとても大切にしている民族であるとのお話など、参考になりました。
今は便利な時代で、インターネットで調べたりもできますが、その国の方とふれ合い、実際にお話して頂けると、より身近に感じることが出来、アルゼンチンという国、人、そして演劇にとても興味を持つことが出来ました。感謝です。

そしてそして、まだまだせんがわ劇場頑張ります!
サロン企画と同じく、来年2月の『海外戯曲リーディング公演』のフリンジ企画『すぐそばにシェイクスピア』というイベントを行います。9月1日18時半〜です。
2月の公演では、シェイクスピアは上演しませんが、海外戯曲と言って一番身近なものはシェイクスピア!ということで、少しでも皆様に海外戯曲の魅力を伝えるべく、このイベントを企画いたしました。
<メニュー>
・ 5 分でわかる! シェイクスピア 4 大悲劇パフォーマンス
・ 生い立ちと作品紹介
・ 日本の伝統芸能とシェイクスピア
・ 「脚色」で何度もよみがえる作品の力
などなど、魅力的なゲストをお迎えして、皆様に楽しんで頂けるように頑張っております。
ぜひぜひせんがわ劇場へ気軽に遊びにいらしてください!

<ゲスト>
米谷郁子 (聖心女子大学准教授 ・ 「今を生きるシェイクスピア」 編著)
善竹十郎 (市民舞台芸術学校後期狂言講座 「狂言☆シェイクスピア」 講師)
<進 行>
佐川大輔 (市民舞台芸術学校後期演技講座 「はじめて☆シェイクスピア」 講師)

詳細はこちら

どうぞよろしくお願いいたします!
くれあ 3日間の福島県高校演劇夏季研修会、昨日無事に終了しました!ふぃ〜〜〜!

昨年に引き続き、シアターモーメンツの愉快な仲間たち総勢14名で200名の高校生と演劇三昧な3日間15時間を過ごしてきました!

顧問の皆様、そして生徒の皆さん、そして本番3日間+講師WS4日間頑張ってくれた講師総勢14名の皆さん、心から感謝します。ありがとう〜!

初日台風が〜〜〜という中、福島は朝から電車が止まっていたようで、遅れてくる生徒、どうしても参加できなくなってしまった生徒もいました。
その生徒さんたちを委縮させないように、各講師も頑張ってくれたようです。もちろん生徒みんなの協力もあって、約28名×7チーム、3日間充実していたようで良かった〜!

1年生中心の初級クラス5クラスと、昨年度も受講した2年生を中心とした経験者クラス2クラス。
最終日には、初級クラスは、5クラスをMIXしての発表会。4人芝居のテキストを使用しました。全員同じテキストです。とてもシンプルなものですが、状況・関係性を変えているので、同じテキストでも、全く違うシーンが出来上がります。

経験者クラスのテキストは「夏の夜の夢」から2人のシーンの抜粋3シーンを稽古しました。

私は、経験者クラス担当。
なんせやり取り!アクションリアクション!セリフをペラペラ言うことではなく、相手の内面にどう働きかけるか?刺激するか?一人で芝居をするな〜!!!相手のために!そして相手からもらえ〜〜〜!!!二人で楽しめ〜!
ルコックの身体トレーニングである、7テンションやステイタス・ラブステイタスなどを2日間で稽古して、それらを用いてのシーン稽古&発表。
ま〜〜〜〜〜〜面白かった!
セリフにとらわれ、そのセリフの通りに説明的な演技をしようとしていたみんなが、どんどん自由になり、感覚的になり、相手とのやり取りを遊びだす!
面白くないわけがない!!!
大笑いです!驚きです!お!そう来るのか!!!うぉ!うぉ〜〜〜〜〜!!!
稽古以上のアイディアをブッ混んでくる!お互いに刺激を与え合い、二人のやり取りが無限大のように転がっていく!私の想像を超えていくのです!!!

私の横で発表会を観ていた先生が、思わず
「そりゃ〜逃げるわな」
「恐い恐い!!!」
「きゃ〜」
などなど、突っ込む突っ込む!

そう、彼らの演技は、初めて観る人達の心を、感覚を、動かしていたのです!

ばんざ〜いばんざ〜いばんざ〜い!!!

本当に若いってすごい!素直ってすごい!スポンジ!!!

福島入りの前、準備のためあまり睡眠もとれず。
福島入りしてからも、講師みんなで、その日の反省会や明日の対策などを考え、睡眠時間は少なめ。
でもね〜もうみんなの発表観てたらさ、そんなのぶっとんじゃうよね!
幸せになっちゃうよね!
もう、生徒じゃなくて、仲間になっちゃうよね!

最高に幸せな時間でした!

そうそう、開講式で挨拶をしなくてはいけない代表生徒さん、緊張していました。
ですが、閉講式では、自由になって、面白おかしく感想などを話してくれて、みんな大爆笑でした。
3日間のWSの成果が、閉講式でも爆発してました!
先生からは、「長いよ!」と突っ込まれていましたが!!!
でもすごいよね、200人以上の前で、自由に面白おかしく話せちゃうなんてね!

さて明後日は、モダンバレエを頑張っている小学生へのWS!きゃ〜頑張んなきゃ!
くれあ あっちぃ〜〜〜毎日!
皆様お元気ですか?
おいらは相変わらずバタバタ元気です!

そう、もう来週は、福島です!
昨年に引き続き、福島県高校演劇の夏合宿の講師として、MOMENTS呼んで頂きました!
ありがたい!
200名の高校生とガチ勝負!
高校生の「演劇をうまくなりたい!!!」という熱いあっつい想いに応えるべく、3日間、朝から晩まで全力で頑張ります。

というわけで、MOMENTSの愉快な仲間たち14名!
先日から、「高校生をファシリテートするためのMOMENTSワークショップ」なるものを開催しております。

なんじゃそりゃ?

俳優業と、演出業と、教える=ファシリテート、は別作業だと思います。
野球とかでもいうじゃない、一流選手が、一流監督になれるわけではない!

でもでもでも、いい役者さんは、いいファシリテーターになれると思うのです。
なぜならば〜演劇はコミュニケーションの芸術だから!
そう、いい役者は、コミュニケーションがうまいはずなのです。
・相手が何を感じているか感じることが出来る。(受け入れる)
・その相手にどういう風にしたら、伝えたいことが伝わるか?(行動・課題達成)
・様々な相手に対して、自分の対応を変えることが出来る。
・開いた集中力(全体空間意識)
・オープンである(開放的)
・即興力がある=対応力
・空気感を作ることが出来る
・寄り添うことが出来る
・引っ張ることが出来る
・楽しませること・楽しむことが出来る
などなどなどなどなど、他にもファシリテートするには、色々なテクニックが必要ですが、その中でも大切なのは、我々が魅力的であること!彼らに信頼してもらうこと!一緒に想像的創造的瞬間を楽しむことが出来る!かなと。
ま、役者としてのトレーニングと同じですね。
それをちょいと、いや相当客観化して、利用することが出来るか、という事です。

MOMENTSでよく言う
「情熱と冷静の間」
これ、ファシリテートするとき、重要かなと。

昨年、初めてファシリテートした面々は、どちらかというと、「情熱×情熱」だったのではないかなと。必死でね。
今回は、「バランス」をしっかりと学んでもらって、福島へ向かいたいと思っています。

大&くれあ、教えだして早15年以上。
私たちが常に現場で体感し、反省し、学んできたことです。
そういう場を与えて頂けたことにも感謝し、それをシェアし、体験してもらいたいなと思っています。

ま、もちろん、大&くれあも常に勉強中ですが!

ということで、MOMENTSのあっつい夏はこれからなのです!!!
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