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04/10: 吉川先生

くれあ
今、NHKBSプレミアムで、『クレシダ』という舞台映像を観ました。
亡くなられた平幹二郎さんの最後の舞台です。

ウェブサイトから引用させて頂くと、
『晩年演技指導者になった、かつての名優シャンクと、うら若き少年俳優たちの、生きる姿と人間模様を麗しく、時にユーモラスに、時に重厚に描く。』
というあらすじです。

素敵な舞台でした。

このステージを観ていて、私が強く想い出したこと。
それは今から約30年前宝塚時代に、劇団とは関係なく、プライベートレッスンとして教わっていた演技の先生のことでした。
先生との稽古が、昨日のことのように思いだされます。

先生から「違う!違う!!!」と言われ続けて、一歩も動けなくなったこと、呼吸すらできなくなったこと。毎回、先生の家に向かう足の重かったこと、玄関の前で、深呼吸をしてからでないとドアを開けられなかったこと。稽古後に出してくれたお善哉。稽古で怒っていても、終われば必ず笑顔を向けてくださったこと。

「いいはいい。ダメはダメ。」

それしかない。人に説得力を持って伝えることに、中途半端はないということを、誠心誠意教えてくださいました。それはそれはすごいエネルギーで。

「それだよ!くれあ!」

と言われたときの嬉しかったこと。

あるとき、先生はご病気になられた。
私は何度か病院へお見舞いに伺った。
でも、私が行くときは、常に面会謝絶で、お会いできぬまま、先生は天国へ行ってしまった。
それも私の東京公演の最中に・・・
お通夜にもお葬式にも伺えなかった。

演劇バカの私を可愛がってくださっていた。
宝塚をやめた後の道も考えて、あることを約束してくださっていた。
「お前はここでどうこうなろうと思うな」と。
ま、向いてなかったということですね・・・ははは。
その約束を叶えてくださることなく、天国へ。

最後まで、ご病気になられた先生に会えなかった私に対し、同期は、
「くれあには、弱まった姿を見せたくなかったんだよ」
って、慰めてくれた。

そう、だから私は強くて優しい先生しか想い出せない。
幸せです。

「クレシダ」を観て、そんな幸せな気持ちになったのでした。

先生、先生に教えて頂いたことを大切に、コツコツ頑張っています。
少しでも先生に喜んでもらえるように。

いや〜舞台っていいですね〜!へへへ!
そこかーーーい!
くれあ 『海外戯曲リーディング』公演、全7作品、無事に終演いたしました。
観に来てくださったお客様、作品選びのために勉強会に付き合ってくださった皆様、翻訳家の皆様、キャストの皆様、演出家の皆様、外部スタッフの皆様、フリンジ企画にご協力くださった皆様、劇場スタッフの皆様、サポーターの皆様、次世代芸術家のみんな、本当にありがとうございました。どれだけ多くの方の協力があって、この企画を行うことが出来たことか!

すべての千秋楽の打ち上げに、1週目に終了している演出家・キャストの方も大勢参加してくださり、まぁ〜嬉しかったこと!

4年前のせんがわ劇場演劇コンクールの参加を機に、たくさんの仲間に出会い、一緒にこのような大きな企画に参加でき、また多くの演劇を愛する仲間と出逢えたこと、本当に幸せなことだと思います。

さぁ、また演劇の素敵さを多くの方と共有できることをやることができたらな〜と思います。
地道に地道に、コツコツですね〜。

この企画にお力を貸してくださったすべての皆様に感謝です!幸あれ!!!
くれあ はい!ドタバタばたどたくれあです!
本日〜〜〜場当たりでした!
素敵な美術・照明・音響・衣裳を合わせての世界!
演出の加納さん曰く、とても美しいそうです!
私たち俳優は、客席からは観られないので、残念ですが、加納さんのこだわりが素敵にコラボしているようで、嬉しいな〜〜〜!
アルゼンチンの戯曲+花組芝居加納幸和さん!
さぁ〜〜〜どんなリーディングになるのか、それは劇場でしか体験ができない!!!
ドッキドキのバックバク!
でも、でもでも〜〜〜!すべての力を借りて、そしてすべてを信じて突き進むのだ〜〜〜!
いつもだけどさ、多くの方に観てほしいの!
私の役名は「マリーナ」です。
すでに、この「マリーナ」を愛しています。
「マリーナ」頑張ってんだ。3人姉弟の長女っす!
「サンティアゴ」という弟と、「アグスティーナ」という妹がいます。そして「ママ」がいます。「パパ」はいません。
親のいる人、そして子供のいる人に観て頂きたい。
母子の現実。それぞれの人生。
考えてしまいます。
日本もアルゼンチンも、一緒。
だって人間だもの・・・
文化は違えども、人間だもの。(by 相田みつお)
芝居しながら、色々なものと向き合ってます。
皆様にもぜひ一緒に体験して欲しい。

「観に来て〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

マリーナ(くれあ)に、私たち家族に会いに来てください。
(あ、動かないくれあと過去にお伝えしましたが、動きます。あ、MOMENTSのようには動きませんけどね。ま、お芝居だけなので、確実にいつもと違うくれあです。見た目も違うくれあです(?)ま〜ね、役者ですから〜!ほほほ!(やっべ、ハードル自分であげてる)

15日19時半
17日16時
18日19時半
上演時間60分!の2000円!
せんがわ劇場です!
新宿から約25〜30分!
京王線仙川駅から徒歩3分!
劇場の設計は世界の巨匠安藤忠雄氏!
遠いな〜と思うかもしれないけど、新宿から30分!
遠いかな〜?でもね、仙川いい街よ!
ご都合つきましたら、ぜひぜひ観にいらしてください!

よろしくお願いします!
明日はゲネプロです!楽しみます!へへへ!


くれあ 昨日から海外戯曲リーディングのアルゼンチン戯曲『悲しい心はどこへ行く』の稽古が始まりました。
7チームの中で、稽古始まりが一番ラストだったので、ドッキドキできたが、いや〜〜〜やばい!楽しい!!!ほんっとに楽しい!!!
演出は花組芝居の加納和幸さん!
花組芝居の舞台を先日観劇し、期待値100%で迎えた稽古初日!
もう〜〜〜思った通りでした。
一応ね、リーディング公演なので、普通の芝居のように、動けないわけですよ。
でもね、しっかり言葉に心の行動を乗せていく。緻密に繊細に!
言葉だけでもしっかりと立体化していきますよ〜〜〜!
言葉だけでも、しっかり相手役に働きかけていきまっせ〜!
親子の切ない話だったりするのですが、加納さんの演出がつくと、なんだろ?あのね、おかしいんだよ!おかしいのよね、切なくて!
わたくしくれあは、なんと!長女役!!!実際は末っ子!いえ〜い!これが芝居の楽しいところ!普段の自分と違う人を体験できちゃうぜい!
母と弟と妹!!!あ〜〜〜妹が欲しかったのよね〜私!
今回の妹も弟も、色々と大変だけど・・・母もね・・・長女頑張れ!
長女って、大変なのね〜〜〜でもね、実際末っ子のおいら、末っ子も色々大変なのよね〜そうよそうよ!みんな大変なのよね〜生きていくって!!!それが人間!それが人生!そして家族なのね〜〜〜!アルゼンチンだって日本だって、おんなじよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

ふ〜〜〜

さぁ、今日も稽古だ!るるるるるん!!!

楽しくてテンション高いくれあです!
よ〜〜〜〜し!今日も演出加納さんと、母=松浦佐知子さん・弟=小林弘幸くん・妹=藤谷みきさんと、演出助手=櫻井拓見さんと一緒に『悲しい心はどこへ行く』を探す旅へ行ってきます〜〜〜!

って、みなさん〜〜〜観に来てください〜〜〜!
くれあ、MOMENTSではぜ〜ったいにやらないような役です!
ぜ〜〜〜ったいに面白い!昨日の稽古で確信しました!
ほんとにほんとに観に来てほしい!
2月15日19時半/17日16時/18日19時半 
上演時間は約60分!料金は2000円!
ぜひ劇場へ!
ご予約は、くれあ専用予約フォーム!またはメッセージをくだされ!
どうぞよろしくお願いいたします!


くれあ さて、せんがわ劇場「海外戯曲リーディング」フリンジ企画もいよいよ最終回となります!
2月2日の木曜日!
なんと〜〜〜2部構成なのです!!!
2月2日の2部構成!!! にゃんにゃんにゃん!!!
頑張るね〜企画運営部!!!
で、何するの?
今回は〜なんと!シンポジウムをするそうです!シンポジウム?一体何するの?説明しよう!!

<シンポジウム第1部>17時〜18時半
タイトル
『戯曲は音楽だ。演技は言葉だ。』〜翻訳劇の上演とその姿〜

簡単に言うと、戯曲を翻訳するってどんな仕事?ってことかな。
素晴らしいゲストをお招きして、色々と語って頂きます。どんなお話が聞けるのか楽しみです。翻訳するご苦労や裏話?などをお聞きしてから戯曲を読んだら、また新たな発見がありそうです!海外の戯曲を身近に感じるチャンス!ぜひ劇場へ!

■ゲストスピーカー
青井陽治((演出家・翻訳家・訳詞家・劇作家)
■聞き手
篠原久美子(劇作家)
■進行
常田景子(翻訳家)

<シンポジウム第2部> 19時〜21時
タイトル
『せんがわから世界をのぞく』〜異文化とうまく付き合うコツ〜

こちらは戯曲から離れて、世界各国で様々な活躍をなさっている方をゲストとしてお招きし、異文化とうまく付き合うコツ!を教えてもらっちゃおう!という企画!

素敵なゲストはこちらの方々!
■巻上公一(超歌唱家・JAZZ ARTせんがわ総合プロデューサー)
日本のみならず、アメリカ、ヨーロッパ、ロシアなどで音楽活動を行い、ヴォイスパフォーマーとしても世界中で知られる巻上公一氏。
■南條 勉(元外資系会社員)
日本マイクロソフト「オフィス日本版」開発責任者であり、ホームステイによる国際交流の推進に尽力されている南條勉氏。

世界を舞台に活躍するお二人をゲストに、翻訳家常田景子氏を交え、文化の違いから生じる価値観の相違や国際交流の重要性をお話しします。

司会進行は、なんと!佐川大輔が務めさせて頂きます。
大丈夫なのか?大ちゃん?
緊張して変なこと言っちゃだめよ!
あーそれが心配!
大丈夫大丈夫、大ちゃんならできる!きっと楽しくやってくれる!!

皆様、こちらも楽しい企画です。
ぜひぜひ、多くの方に聞きに来て頂きたい!

そしてそして、その一週間後2月9日から始まる「海外戯曲リーディング」を楽しんで頂きたい!
たぶん普段、演劇の本番舞台しかご覧になっていない皆様、演劇の裏をちょこっとのぞいてみませんか?楽しいと思うのです〜!

ご参加希望の方、くれあへの直接メッセージでも下記劇場へのお申し込みでも大丈夫です!料金はもちろん無料!!!
ご連絡お待ちしております!

<お申し込み>
劇場窓口またはお電話(03-3300-0611)にて
お名前、連絡先(電話番号)、参加希望(1部or2部、すべて)、お住まい(市区町村まで)をお知らせの上お申込ください。

<料金>
無料

<定員>
100名(お申込順)
※定員に達していない場合、当日参加可。

詳細はこちら!
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