![THEATRE MOMENTS Vol.14 マクベス - シアワセのレシピ -](imgs/subtitle.jpg)
アート展[想像の輪]
MOMENTS コラボレーション企画!
原作『マクベス』よりインスピレーションを得た絵を展示!
期間:2010年5月20日〜23日のロビー開場中
於:シアターX劇場ロビー
THEATRE MOMENTS Vol.14『マクベス 〜シアワセのレシピ〜』上演の際に劇場ロビーにおきまして、8点ほどの絵を展示いたします。
作家はプロのイラストレーターから絵を描くことが好きな俳優まで様々です。
私達が行っている、舞台芸術という活動は、数学などのように、これが正解!というものが難しい活動だと考えます。何が正しくて、間違っているのか?それは、その時その時の作る人間、見る人間によって、変化します。千差万別に自由に感じていいのだと思っています。ですが、日本のように、あまり、舞台や絵などに触れる機会の少ない人たちは、「どう見たら正しいのか?」「芝居とか絵とかって、難しい。」「特別なもの」と感じている人がまだまだ多いのではないでしょうか?
作品に触れ、「自分はこれが好き」「もっとこうだったらいいのにな」「なぜこういう風に作ったんだろう?」など、その作品から刺激を受け、何かを感じたり、考えたり。そんなところから始まり、感想を交換したり、そんな風にコミュニケーションなどが生まれたら素敵だなと思うのです。
そんなことを考えての企画となりました。
開演前や終演後のお時間に是非ご覧頂き、想像の輪を広げて頂ければと思います。
※THEATRE MOMENTS Vol.14『マクベス 〜シアワセのレシピ〜』とのコラボレーション企画です。
アート展のみの開催ではありませんので、『マクベス 〜シアワセのレシピ〜』のチケットのない方はご入場頂けません。
作家紹介
■ 田中夢
1983年5月27日 千葉県出身。幼少より絵を描き始める。
1999年オーストラリア留学。在学中、ビジュアルアートやオイルペインティング等を専攻。
2001年帰国。遊園地再生事業団・宮沢章夫氏のワークショプに参加。
2003年『トーキョー・ボディ』が初舞台となる。
以降、2005年『トーキョー/不在/ハムレット』2007年『ニュータウン入口』などに出演。
現在、遊園地再生事業団メンバー。
2010年10月 遊園地再生事業団公演『ジャパニーズ・スリーピング/世界でいちばん眠い場所』出演予定
■ 高野桂太
1981年東京都出身の絵かき。
夢をみることと絵を描くことで「あっちとこっち」の世界の交信をはかる。
人やどうぶつをモチーフに、ポップ・シュール・ダークが仲良く暮らす作品を目指し日々探求!
心も体も「胃腸」が弱いので、暴飲暴食はさけ、着実に消化して血肉にしていくスタイル。
今までにCDジャケットやキャラクターデザイン、演劇のチラシなどに作品を提供。
■ 太田潮
徳島県出身。グラフィックデザイナーとして、 パッケージや企業コンセプトを含めたディレクションを行う。
その傍ら、2009年からセツ・モードセミナーに在籍、作家としてのベクトルを模索中・・・ですので、今回の展示を行うことは、今後の大きな足掛かりになると思います。
すきなものは、くろがねの堅パン。趣味は、ウソをつくこと。
■ 中島康晴
「人を自由にする作品」をテーマに作品制作をしています。
今回の作品展示でも、マクベスを切り口に、対話による自由を、絵で、つくることを狙いとして考えています。よろしくお願いします。
■ X(チョメ)
(名をバツと描いてチョメといいます。今回両国のシアターXということで、ここでもなにかリンクするものがあるなと勝手におもっております。以前から名が一緒なのでよくカイさんには演劇などを見に行っています。)
所属:
セツ・モード・セミナー(絵描き)
ちょめとぴも(フタリ組でライブペイントや、インスタレーションなどの活動をしています。)
「われから御自分を臆病者と思いなし、魚は食いたい、脚は濡らしたくないの猫そっくり、、」そのせいか、どうしても猫が気になります。ただ、最近は烏も気になっていて、規律も統一もなく寄り集まるという「烏合」の世界に興味があります。そんな世界だったらマクベスは存在しないのではないか、と思うのです。
■ 藤田加久子
藤田加久子 41歳
1968年生まれ 東京出身
東京造形大学 美術科 彫刻 卒。
美術非常勤講師として 中学校勤務。
現在 専業主婦
軽い気持ちで引き受けたものの、劇団側の意識の高さに気おくれしているというのが正直な気持ちです。
今回の絵が劇場内の1つの装置になることが出来ればと考えております。
■ 青木まさと
俳優
仕事にしろ何にしろマニュアル通りに動き過ごす昨今。全くゼロからの物創りを欲していた僕は、絵を描く決意をした訳です。
子供の頃から絵を描くのは好きでしたが、それ以上でもそれ以下でもない「絵」を今回本気で描きます。
自分でハードル上げました。下げる努力は後でします。
どうぞお手柔らかに。
■ 小川真貴子
1972年10月29日生まれ。
北海道出身。
幼少期を中南米で過ごす。
以来放浪願望。旅好きの珈琲好き。
現在セツモードセミナー在中。
この企画にタイミング良く参加できてうれしい。
常に持っているテーマは旅です。
そして今思っていることは禅のようなもの。
もっとミニマムに
もっと自由に自分を消して
見えないものを信じられたらと思います。