だい 先日の火曜日から、八月のモーメンツワークショップが始まりました。

今回は「表現・パフォーマンス」のクラスと、「台詞を使った芝居」のクラスの2クラスです。前回の七月に参加してくれた人や、新しいメンバーも加えて暑い中の初日は「パフォーマンス」クラスでした。

モーメンツでは「役者の演技には、台詞以外の表現がとても大切だ」(注・台詞術は不要という意味ではないですよ。)と考えてます。

誤解を恐れずにいえば、上手に台詞を言うことは役者の演技の一部であって、魅力的な演技のためには台詞術以外の表現のほうが、むしろ大事ではないかと思うのです。(モーメンツの芝居を見たことのある人はわかると思いますが・・・)
そのためには「(心を含めた)身体」が大事!

ということでパフォーマンスクラスでは、色々な視点から「表現する身体」へと調整していくエクササイズをしていきます。
今回はモーメンツオリジナルの「ダンスエクササイズ」をしましたよ。暑い中、とにかく汗だくになって動きまくりました。みんな、なかなか楽しんで表現できていたのではないでしょうか。(モーメンツではこの「楽しむ」と言うことも、とても大事な要素です。)

「身体を動かす」ことの効果は、自分を解放して、感覚的にしてくれますし、
また、それによって普段の生活では意識しなかった、身体の色々な部分を意識して、コントロールできるようになります。
身体の訓練は、効果がすぐには現れない地道な作業ですが、実は最重要課題の一つだと僕は考えています。

声を出す、表情が動く、ビックリする、泣く、怒る、相手に近づく、離れる、止まるetc
これら演技の全ては、「身体を通してする」ことですからね。

以上 ワークショップの報告でした。  大