だい あるドキュメント映画の監督さんがこう言ってました。


「僕はドキュメンタリーはフィクションだと思って撮ってる」と・・・


彼曰く、

撮ろうとすると、どうしても編集したり、アングルを決めたりする。
こういう「自分自身の視点に切り取る」という作業自体が既にフィクション(つくりもの・虚構)ではないかと。


そう考えると、ニュースで流れていることは、「切り取って」ないのだろうか?






話は少しそれましたが、実名報道について


実名で報道することの必要性って何だと思います?


犯罪に対する抑止力?
報道の正確性向上?
公権力への監視?
犯罪者への制裁?





と色々あるらしいのですが、ケースバイケースかなと思うんですよね。




例えば、昨日書いた妹をバラバラにした兄の事件。





あの事件、一番の被害者は当事者の家族であり、その家族の近親者、友人関係ではないかと。


実名報道されることで、この家族関係者は、多分一生肩身の狭い思いをして生きていくでしょう。




そういう子供を育てた両親にも問題はあるとか、いろいろな意見はあるでしょう。


でも実際、残された家族はというと、娘さんは亡くなり、息子さんは刑務所という辛い状況です。


残された家族の人生はどうなるか、想像するに耐えません。




このケースの場合、被害者の人生をやり直すチャンスも、実名報道によって減じてしまうのではないでしょうか?






つれずれなるままな「何気な疑問」


余り文章校正せず、つれずれに書いてますので、言葉足らずは失礼。


善意の心で読んで頂けたら嬉しいです。


自戒をこめて、また次回に。