だい マカオ、リハーサル報告!

このブログは数日遅れになっているので、この日記は、マカオ入りして3,4日くらいのものです。


実は、先日から、通訳ナシでのリハーサルなのだ!

リハーサル初めに、「私は英語もブロークンで、中国語は全くダメです。つまり今日は本当の意味での『国際交流』になるぜ!」と宣言した。

さまざまな手法を駆使し、何とか伝えて稽古する。
null

それにしても、日本では普通にできることが伝わらない。

まずは「この〜〜というセリフ」という風に言いたいのだけど、セリフが中国語だから、音にして読めないので、セリフの場所が指定できないっ!

また、「もう一回、返し稽古をしよう!」とか、「段取りを決めよう!」とか、芝居やっていたら当たり前の言葉が、英語では全く言えない。

でも、そんな状況だからこそ、人の潜在能力は羽ばたくのだ!

伝える我々も、聞いている彼らも、お互いに相手が言っていることを必死に聞き取ろうとした!

様々な推測をしながら、相手を知り、自分の意図を伝えようとする!

決して効率的とは言えないけど、これこそ『人間的だ!』と僕は思った。


そんなハードな状況でも、楽しみながら稽古は進む。

そんな真剣なショットを一枚撮った。

すると、何故かカメラ目線になる。

そして、いつしか不思議な撮影会に!?




それにしても台本が大変なことになっている!

広東語でセリフを言うから、書き込みしているが、訳が分からなーい。


稽古以外の時間はたまに、町ぶらりしてます。

ある日は、二人でぶらぶら歩いて、ちょいと自炊もしたいねと思い立ち、調味料など買う。

何故か、ククレカレーもあった調味料コーナー。

その後は、ストリートの裏に結構大きな市場を発見。

野菜や果物、卵を買う。

お店のおばちゃんとは、ほとんどボディランゲージだが、なんとかなった。



いつも稽古が23時までなので、夕食は深夜。

24時近くでも、マカオは結構お店が空いている。なんせカジノは24時間だし。

食事は漢字のメニューを見て、それなりに食べたいものが食べられていた。



しかし、ある日、なんとなく「四川料理」と書かれたレストランへ。

今までとメニューの雰囲気が違う・・・。

なんか料理名や写真を見ると、どれも辛そうな気配が・・・。

熟慮して選んだ結果、出てきた食事がこちら!

見事にすべてが辛い!

それも、かなりの辛さ!

くれあ曰く「辛くて、味がしない・・・。」

加えて、私の食べている麺の名前が「田鶏〜〜麺」だったんだが、食べだして、よく見ると「鶏」ではなく、「蛙」のような気が・・・

「田の鶏」って、そういうことかしら?

味は美味かったんだが、どうも・・・・。

くれあは辛くて、結局食べきれず、私は頑張って完食っ!

しかし、何故か、罰ゲーム感があった。

マカオに来て以来、食事は連勝続きであったが、今日は大敗であった。

そして、翌日は下痢気味であった・・・。


とはいえ、これも旅の醍醐味である。



というわけで、もろもろの報告でしたーーー。