くれあ 2016年11月から始まった3カ月連続3作品マカオでの公演、無事に終了しました。
様々な事がギリギリで決定し、本当に出来るのかな?いや、やるしかない!と覚悟を決め、突っ走ったこの数カ月。始まれば終わりがあるんだね〜。

様々なシチュエーションで、チョイス・決定を下しながら、昨晩全員無事に帰宅。

あ〜〜〜〜〜〜ほっとした〜!

本当に応援してくださった皆様、心からのお礼を申し上げます。
そして、私たちをマカオに呼んでくれたマカオの仲間たち、たくさん助けてくれた仲間たち、心からの愛を送ります。
そしてそして、この大変なプロジェクトに参加してくれた俳優のみんな、スタッフのみんな、心からの感謝と愛を送ります。
みんな恵まれない環境であったにも関わらず、文句も言わず、真摯に行動してくれて、本当に助かりました。
みんなの想いの結果が、今回の成功に繋がったのだと思います。
本当にありがとうございました。

2011年9月に、マカオのパフォーマーであるイレーン、たった一人との出会いから始まって、5年ちょっとでこの出会いがどれだけの輪に広がったことか。
ラストの「生者のための葬儀」の公演に、12月公演「雪のひとひら」のメンバー全員と、2013年「パニック」のメンバー全員、2012年「幸福な王子」メンバー全員が来てくれて、11月「楢山節考」のマカオ・香港のスタッフも来てくれて、終演後、みんなで食事に行って、日本メンバーとマカオ香港メンバー合流での打ち上げ!
これぞまさに国際交流!!!5年間で大家族になりました。

日本のこんなちっちゃなカンパニーをみるために、当日券に並んでくれたマカオのお客様、フリンジのフェスティバルスタッフも、本当にみんな温かく、終演後にも色々と話かけてくれました。
「この世界遺産の聖ポール天主堂跡は、日本人も一緒に建ててくれたんだよ。菊の花が彫ってあるんだ、それは長崎から来た日本人が彫ってくれた。だからマカオは昔から日本人とは深いつながりがあるんだ。だからここで日本人の君たちが素晴らしい公演をしてくれて本当に嬉しい。」
と。

そうそう、この世界遺産である「聖ポール天主堂跡」で、公演をしたのは、我らTHEATRE MOMENTSが初めてとのこと!マカオのカンパニーでは許可は下りないと。
世界遺産だからもちろん管理はマカオ政府!常にセキュリティーチェックが厳しく、公演中ももちろん政府関係者がいました。でもそのセキュリティーのスタッフも終演後にはニコニコで、「素晴らしかったよ。ここで上演してくれてありがとう!」と。

嬉しいですね〜幸せですね〜!
世界遺産だけあって、ここでの稽古は本当に数時間しか取れなかったので、公演条件としては大変でしたが、世界遺産で公演が出来るなんて、本当に最初で最後でしょうね〜。
感謝しかないですね。

さて、この経験を活かし、さらなる大家族になるため、MOMENTSは走り続けるのです!
休む間はないのです!
どうぞこれからもMOMENTSをよろしくお願いいたします!