くれあ
【ミント君との旅 その3 せかい演劇祭in静岡への旅 with 大&マット】
約400?の旅

はい!続きますよ〜可愛いミント君との旅!
5月8日の日曜日、そうGW最終日、朝7時半に我が家を出発し、行ってきました、静岡へ!
何故静岡で演劇祭???
説明しよう!
静岡県静岡市には、静岡県舞台芸術センターShizuoka Performing Arts Center : SPACなる素晴らしい劇場がいくつかあるのですよ。
東静岡駅目の前には、大きな劇場があるのですが、そこから車で10分ほど、山の中へ入ると、そこには芸術公園なるものがあり、屋内・野外などの劇場、さらには海外からのアーティストなどが宿泊できる施設などもある、自然に囲まれたすんばらしい芸術センターがあるのです。
ご興味ある方は、ぜひこちらのサイトをご覧あれ!


そう、このGWに5大陸からの演劇を集め、上演中!とあれば、おいら行くしかないべ!
ということで、ミント君に頑張ってもらい、ブ〜〜〜ン!とぶっ飛ばしてみた!

もちろん、お約束、清水港での新鮮お魚の朝ごはん!
数ある食堂の中から、大&マットが鼻クンクン!
生シラスのあるお店に決定!
う〜〜〜ん!美味い!うまいでないの〜〜〜!!!
3人でテンションアップで変な写真を撮りまくり!

賢いくれあちゃんは、一応渋滞考慮していたので、時間は余裕!
ということで、港をぶらぶら〜
もちろんここでもテンションMAXのおバカ3人!
海の男ゴッコや、タイタニックごっこを楽しむ!
(ちなみに、怖がり大ちゃんに引っ張られすぎて、かっこよく斜めになれなかったくれあちゃん、残念!!!)

お遊びもほどほどに、劇場へ。
1本目はレバノン生まれの劇作家さんの一人芝居。上演時間2時間。
後半30分のライブ感、芸術感は、素晴らしかった。
当たり前なんだけど、彼の生い立ちというものが、作品に色濃く反映されているのだろうな〜。前半と後半の彼が同一人物に思えないくらいのエネルギーの差、いや、前半の抱えているものがあっての後半のエネルギーの凄まじさ、セリフなく行動によってのみ、あふれてくる感覚は、観ていて、息をしているのも忘れるくらいの苦しさを感じました。

2本目は・・・くれあ的には残念。

3本目は、面白かったよ〜〜〜!
フランスから来日したカンパニーの芝居。
グリム童話が題材ですわ。
シンプルなストーリー。4人の俳優。
約1時間。
自然に囲まれた野外劇場。
何度も再演し、リメイクを行いの日本での上演!
やべ!!!
なんともブラックで、適当で、子どもが遊んでいるような感じの芝居。
バタバタな感じなわけですよ。
ぬるいわけですよ。
でもね、全部計算去れているんだなこれが!
音楽もセット移動も全部、役者がこなすのさ。
ま〜〜〜みんな、観客を巻き込むのが本当にうまいのですわ。
まんまと、引き込まれ、ドタバタ加減に苦笑しながらも、魅力のとりこ。
リズム感の良さ。
笑っていいのか、緊張するのか、悲しくなるのか。
字幕をみなくても、しっかりと俳優の体に、音に、感覚的にわかるリズムか刻み込まれているのです。
リロ・バウアーのWSでもリズム感に関してのエクササイズは、毎日必ず入っていましたが、俳優の身体は楽器。よい楽器であるために、リズム感は本当に大切だと、TACTでもせかい演劇祭でも、痛感したわけです!

あとね、開かれているのですな〜
観客のために、やってくれているのですね〜。

私は、うちに秘めたる演劇よりは、観客にオープンなライブ感溢れるものがやはり好きなのだと再確認!

日帰り3本観て、400?を走り抜けたさ!

このGWは、世界の演劇観劇三昧!

ま、私にとって、観劇はお仕事&勉強です。
簡単には観ることが出来ない、海外の芝居を観てお勉強。
もちろん、好みでないものにも出会いますが、それが演劇!
観なきゃわからん!
価値観も人とは違う!
だからこそ面白い!
帰りの車の中では、大ちゃんと熱く演劇論!
あの芝居のあそこが良かった。
来年作る芝居では、こういうチャレンジをしてみたい!
などなど。
ふぉ〜〜〜〜〜〜やる気スイッチが〜〜〜〜!!!

池袋でも静岡でも、何人もお知り合いの演劇人の方に出会いました。
みんな、勉強しているな〜。負けちゃらんないぞっと!

お金と時間をかけた分、しっかりと栄養にして、次へ進みたいと思います!

日本でも演劇を観る人が増えるように、劇場に時間とお金をかけて、足を運ぶ人が増えるように、魅力的な作品を作るのだ!
・・・営業もがんばらないとだめなのだ・・・・・営業下手なMOMENTS・・・
こちらも勉強あるのみ!ふんが〜!!!