だい
楢山チーム帰国談

最終日の公演が終え、バラシをする。
アフタートーク終了が22時過ぎなので、小道具の木枠の解体、梱包終了は23時半ころ。

帰宅と思いきや、マレーシアとマカオのチームが「日本チームの部屋で飲もう!」と言ってきた。(香港チームは夜中のフェリーで帰れるらしい。)
ダブルルームの狭い部屋に約20人が入り、24時から宴がスタート。

前回の飲み会でも片言英語でしゃべったが、この日は更にBROKEN。
まさに国際交流である。
早く帰った人もいるが、結局4時すぎまで騒いでいたらしい。
マレーシアの女優二人は徹夜で帰国したそうな。

翌日は、完全オフ。この日は観光DAY。
ホテルチームは佐川たちの宿舎へ。
今回、日本チームは、ホテルと佐川の宿舎の二手に分かれて滞在していた。
佐川&くれあは、「楢山節考」が終わっても帰国しないので、地元のアパートを借り、5人で滞在していた。
この日にホテルはチェックアウトせねばならず、ホテルの4人を一晩アパートに泊めることに。

午前にチェックアウトし、昼はマカオタワーで昼食。
バンジーで飛び降りる人を見ながら、バイキング。
その後は、マカオの女優SUZUKIさんの案内でみんなは観光へ。
佐川とくれあと衣装のゆうちゃんは、夕方から顔合わせ&衣装合わせ。

というのも、佐川&くれあはこのままマカオに残り、今度は「雪のひとひら」という公演をするからだ。
4年前の「幸福な王子」で知り合い、「PANIC」でメルボルンにも公演を一緒にしたマカオの盟友PHILIP。
彼の劇団の10周年記念公演として、MOMENTSの「雪のひとひら」をマカオキャストでクリスマス公演として上演する。その顔合わせ&衣装合わせなのだ。

簡単なワークショップと衣装合わせをし、この日の稽古は終える。
22時過ぎに帰宅すると、観光帰りの日本チームが酔っぱらっている。
感想を語り合う。「とにかく楽しかった。」「また来たい。」「夢のような日々だった。」「すごい体験ができた。」などなど。
海外に出るということは、今の自分を見つめなおすことにもつながる。
この経験がみんなの今後に生きることを願い、就寝。

翌日早朝、日本に帰国した「楢山」チーム。
さて、残った佐川とくれあは「雪のひとひら」をやりますよー。
12月23日が初日、残り一か月ほど。
がんばりますーー。