くれあ 2日目は、5時間半の長時間。
これだけの時間があると、みっちり出来て良いですな。


今日は、劇団一跡二跳の美香子も参加!


今日のテーマとは、『感覚を台詞にのせる!』


前半は、いつもと同じように、コミュニケーションをメインとしたシアターゲームを行い、しっかりとウォーミングアップ。
そして、今日は時間が長いので、下半身強化のための、身体トレーニング。田んぼを歩く・・とかね。身体を上下左右に引っ張り合いながら、歩く・・・とか。
自分の身体でコントロールできるかできないか・・のところで頑張ることで、身体の中心での支える力が強くなるのですね。


これ、ちゃんとやると、相当しんどい。
頑張ることによって、筋肉も成長するのですね。
身体の能力・許容範囲が大きくなる。
それによって、身体の存在がシンプルに大きくなります。
地道に大切なトレーニング。
そうだ、今はやりの言葉で言うと、『インナーマッスル』を鍛えるわけです。はい。


みんな汗ビッシャリになって、ちょっと休憩。


休憩後、マクベスから、一文台詞を選んでもらいました。
そして、二人組になり、一人が目を閉じ自分の台詞を言い続ける。もう一人が相手に色々な刺激を与える。
台詞を言っている人は、与えられる刺激によって台詞が変わっていく。
目を閉じているから、とても感覚的になっていて、触っていなくても、うしろにすっと立たれているだけでも声に変化が出てきた。
台詞がどんどん自由に変わっていく。生きた言葉になっていく。素敵です!


その後、このエクササイズの応用編。
2人組をグループエクササイズに変え、刺激を与える人を複数にし、アンサンブル対一人にし、途中から、目を開けてもらう。


面白かった〜。一つの台詞がみんなとの色々なやり取りで、様々な意味を持ち出す。うん、みんな素敵でした。


その後休憩を入れ、モノローグの稽古。
この稽古のテーマは、『観客から愛される!』


舞台の上で、普通は、誰かと話すのですが、モノローグ(独白)は、戯曲上では一人台詞なので、語りかける相手役がいない。ので、観客を相手役として、伝える・話しかけるのです。(モーメンツ的にはね)
今日は、戯曲からではなく、最近、自分が感じていることを語ってもらいました。
一回りしたあと、今話したことを歌にしてもらいました。
即興で歌ってもらうのです。うまく歌うことが大切なのではなく、観客に愛されることが大切!これ、ほんと大切!難しいけどね。。。


注意点
*一人で勝手に演じてはダメ。なぜなら、観客はおいて行かれてしまう。常に、聞いてくれている人・観てくれている人を感じ、その人たちが、今、どう感じているか?楽しんでくれているか?飽きていないか?などをちゃんと感じ、それを受け入れ、ちゃんと変化していく。観客とちゃんと交流すること。


みんな、それぞれとても魅力的でした。


さあ、次回は火曜日!
楽しみましょう!!!





銀座で見かけたクリスマスツリー!
キレイでしょ!