だい 大です。


徒然なるままに




テレビを見てたら



「なまはげ、女湯乱入!破廉恥行為!」なる見出し。


一瞬、東スポの見出し?という意味の分からなさですよ。



分かりやすく言えば、秋田県では観光客相手に、旅館になまはげが訪問するらしいのです。


そのなまはげが、顔が見えないのをいいことに、勢いで個人の欲望を解放してしまったらしいんですね。




なんだか、がっくししました。


昔から続く民族行事で、無形文化財なんですよ。


小さい子供とかは、なまはげ来たら、絶対びゃーびゃー泣いて、本気で怖がるんですよ。


(軽くトラウマになるんじゃないかぐらい、真剣に怖がって泣くんです、ほんと。だって、毎年やる鬼追いの時、幼稚園に鬼が脅かしに行くと、園内は大パニック。ホラー映画のワンシーン状態です、マジで。)




そういう畏敬ある存在が、女湯に乱入して身体を触ったって・・・・。


世界的に言えば、サンタクロースが痴漢やっちゃうようなもんでしょ。


夢も、威厳も、伝統も、価値が無いのかなって。






何かね、こういうのって演劇に携わってる僕には、他人事のような気がしないんですよ。


なぜって、演劇って元々神事ですから。


やっぱりこういうように個人主義で、夢見る力が壊されていってるのかなって。






リアリスティックじゃないと生きづらい現代かもしれないけど、


リアルでないことの大事さ。




見直してもらいたいなー。






うーん、なまはげから演劇論って、


繋がってない?わかりづらいかしら?




徒然なるままゆえ、お許しを。